※閲覧注意 学食に行ったら、噂のストローおじさんがいたんだ・・・ それだけでも驚きなのに、おばさんも隣にいた・・・ストローおばさんだ・・・ ただし、普通にご飯を食べていた。一見ただの中年夫婦だ。 そこへ強烈な悪臭が漂ってきた。左足壊死ニキだ・・・ 目は虚ろで、噂通り左足が常人の3倍程度に膨れ上がっている。 その悪臭はまるではがし忘れた絆創膏を外した時の臭いを10000倍にしたようなものだ。 大学生は皆耐えかね、外へ退避していく。警備員も駆け付けたが、その悪臭の前では どうしようもない。ただ右往左往しているだけだ。 だが、ストロー夫婦だけは違った。壊死ニキを睨みつけている。 食事を邪魔されたのがそんなに許せないのか。 彼らはカバンからストローを取り出した。だが、普通のストローではない。 金属製のストローだ。鉄やステンレスとは明らかに別の輝きを放っている。超合金製だろうか。 彼らはストローを構えると、一瞬で壊死ニキに接近した。 そして、悪臭の元にストローを向けると、二人同時に吸い始めた。 壊死ニキが吸収されていく。彼は何の表情も見せない。虚ろに宙を眺めるだけだ。 夫婦は淡々と吸っていき、30秒程度で吸い尽くした。 悪臭も消えていた。彼らの肺活量は異常だ。グリンパーチか。 そして彼らは何事も無かったかのように食事を再開した。 僕も食事を再開した。 #読み物 > [!note] > > このページは旧コピペディアの記事を自動変換してインポートしたものです。内容や体裁、表示崩れは未確認です。 > > 投稿者: 212.47.227.72 > 投稿日: 2015/12/07 14:57:21 #旧コピペディア #自動変換インポート